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剛脚が寒風を切り裂いた。シルクフォーチュンが圧巻の直線一気。4角最後方から大外に持ち出すと、大きなアクションから繰り出される藤岡康の左ムチに応える。グイグイと伸び、ゴールを待たずに全馬をまとめてかわし切った。上がり3Fは芝並みの34秒9。藤岡康は「本当にいい脚だった。あまりペースが速くなくてどうかなと思ったが、ねじ伏せる感じだった」と目を細めた。
藤岡康のこの日の騎乗馬はフォーチュン1頭だけ。「一頭入魂」で結果を出した。テン乗りだったプロキオンSで重賞初Vに導いたものの、その後は3着が3回。それだけに「勝てて良かった。オープン特別でも勝ち切れないレースが続いていたので、ホッとしている」と安どの表情を浮かべた。 6歳を迎えても、フォーチュンはまだ成長を続けている。近4走は全てプラス体重での出走。6キロ増だったこの日の470キロは自己最高体重だ。藤沢則師は「パドックではお尻の筋肉も盛り上がって見えて、いいなと思った」とレース前に好走を予感していた。 もちろん次走はフェブラリーS(2月19日、東京)。マイルは3戦未勝利だが、陣営は昨秋の南部杯(3着)で手応えをつかんでいる。剛脚を発揮しながら届かなかったが「2着馬(ダノンカモン)が尻尾を振って、それを気にした」と師。最後でやや伸びが鈍ったのは距離が理由ではないとの見解だ。 PR |
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